Mobility事業部 / ソフトウェアプログラマ / 2023年新卒入社
大隅 志美
                            若手のうちから多様な現場を経験
あらゆる領域で活躍できるエンジニアへ
                        
入社の理由や受け入れについて教えてください。
就職活動を始めた当初、私は電気工学を専攻しており、通信や電力分野を中心に学んでいましたが、将来性のある業界としてソフトウェアの世界に関心を持ちました。そんな中で紹介会社を通じて出会ったのがコマスです。IoTやMobilityといった分野で、私が学んできた電気の知識を活かしながら、これからの時代に必要とされるソフトウェア技術に触れられる点に強く惹かれました。
決め手となったのは、最終面接での質問内容です。「小学生の頃よくやっていた遊びは?」「仲の良い友人はどんな人?」といった、個人の人柄に焦点を当てた問いが印象的で、スキルや実績だけでなく“人”をしっかり見てくれる会社なのだと実感できました。この人たちと働いてみたい、そう思えたことが入社の大きな理由です。
内定後は月1回の懇親会やオンライン研修があり、入社前から会社の雰囲気やソフトウェアに関する基本知識を学ぶことができました。入社前に感じていた「少し静かで堅い雰囲気」という印象も、実際に働いてみると良い意味で裏切られ、開発チームや管理職の方々とも気軽に会話できる和やかな職場であることを日々感じています。オフの時間にはメンバー同士で遊びに出かけることもあり、オンオフともに自然な関係性が築けている点も、入社してよかったと感じる理由の一つです。
                    
                    仕事内容とやりがいについて教えてください。
私は現在、Mobility事業部に所属し、「SDV(Software Defined Vehicle)」の開発支援に携わっています。具体的には、車を購入した後もソフトウェアのアップデートによって、安全性能や機能を進化させていく仕組みの設計に関わっています。従来、機能の変更にはハードの交換が必要でしたが、高性能なハードを搭載しておき、後からソフトで進化させていくという新しい自動車の価値提供に関われる点に、大きなやりがいを感じています。
これまでに複数の部署を経験してきました。新卒で配属されたのはIoT分野、その後Mobility、再びIoT、そして現在またMobilityへ。人員体制やプロジェクトの状況に応じて異動がありましたが、結果的にさまざまな仕事の進め方や顧客対応、技術領域に触れられたことで、キャリアの序盤に大きな選択肢を持つことができたと感じます。部署が違えば文化も異なり、それぞれの違いが知識として蓄積されていく感覚は今後のキャリアにもきっと活きると思います。
特に印象に残っているのは、1〜2年目に担当したバグの原因調査です。有識者の意見を集めながら仮説を立てて検証を繰り返すという、地道で頭を使う作業でしたが、ここで培った思考力と主体性は今のすべての業務の土台になっています。上司と定例でPDCAを回しながら、自分で提案し、解決に導いていく経験を積めたことは、技術者としての大きな自信につながりました。
今後は、上流工程に携わる中での設計精度を高めると同時に、どんな状況でも安定した対応ができるエンジニアを目指しています。ネットワークやセキュリティなど、組込み以外の知識にも継続的に学びを広げていきたいです。
働く環境やサポートについて教えてください。
コマスには「人とのつながりを大切にする文化」があります。業務中の会話だけでなく、社内イベントやランチ、退勤後の食事など、部署を超えた交流が自然に行われていて、コミュニケーションを重視する風土が根づいていると感じます。実際に、異動先の部署でもすぐに馴染むことができたのは、こうした会社全体の雰囲気によるものだと思います。
私が所属しているユニットでは、週に1度「定時退勤日」が設けられており、仕事とプライベートのバランスも取りやすくなっています。水曜日の夜には趣味のバレーボールに参加したり、友人と飲みに行ったりと、平日でもしっかりリフレッシュできています。また、休暇取得についても柔軟に対応してもらえ、ライブやスポーツ観戦のために半休を取得することも可能です。働くときは集中して働き、遊ぶときはしっかり遊ぶ。そんなメリハリある働き方ができる環境です。
研修制度も非常に手厚く、新人時代の研修はもちろん、2年目以降は階層別の技術研修やマネジメント研修など、成長フェーズに応じた内容が用意されています。たとえば、私はラーニングメディアを活用したオンライン研修を通じて、上流工程の流れやプロジェクトマネジメントにおける心理学的アプローチを学びました。さらに、資格取得報奨金制度や社内の図書館制度など、スキルアップを応援してくれる制度も充実しており、技術を高めたい人には本当にありがたい環境だと感じています。