野口 奈三江

DX事業部 / プロジェクトリーダー / 2011年新卒入社

野口 奈三江

女性リーダーとしてチームをマネジメント
“作る側”から“導く側”への挑戦

Q.01

入社の理由や受け入れについて教えてください。

もともと教職課程を履修し、教育実習も経験していましたが、実際の現場に立つ中で「教員とは別の道を選びたい」と感じ、就職活動を始めました。とはいえ、当初はITにもエンジニアにも無縁で、何を目指すかすら明確ではなかった時期です。そんな中、大学の教授に紹介されたのがコマスでした。「ゼミの先輩が働いている」「未経験者へのサポートが手厚く、人間関係も良い」と聞き、面接や説明会で会社の雰囲気にも安心感があり、思い切って入社を決めました。

入社後は3ヶ月の新人研修があり、基礎から丁寧に教えてもらえたのが大きな支えでした。理解度に合わせてカリキュラムを調整してもらえる柔軟さがあり、先輩社員が講師を務めてくれるため、技術以外にも現場での考え方やチームの雰囲気を自然と学べたのも良かったです。研修後も質問しやすく、安心してステップアップできる環境でした。

入社前は「プログラミング中心の仕事」を想像していましたが、実際には設計書などのドキュメント作成にも多くの時間を使います。最初はテスト工程からスタートし、少しずつ開発、設計と担当領域が広がっていきました。今では上流工程に加え、チームマネジメントにも携わる立場になり、自分でも大きく成長したと感じています。

Q.02

仕事内容とやりがいについて教えてください。

現在はDX事業部で、車とスマートフォンを連携させるシステムの開発に携わっています。Bluetoothでスマホと車載器を接続し、スマホの地図や音楽、通話機能を車内で快適に使えるようにする仕組みです。車メーカーがエンドクライアントで、完成品に組み込まれた状態で販売されるため、社会に出る実感や責任の大きさも感じられる仕事です。

もともとは個人で機能開発を行うことが多かったのですが、現在は複数人チームのプロジェクトリーダーを任されています。これまで“作る側”だったところから、“導く側”へと役割が変わり、プロジェクト全体の進行管理や、メンバーの育成・調整にも取り組んでいます。品質や納期だけでなく、コスト面や制約条件も考慮しながらプロジェクトを運営していく難しさと向き合う日々です。

まだリーダー歴は2年ほど。メンバーは10人程度で、女性リーダーは社内でもまだ少ないですが、だからこそ自身の挑戦が誰かのロールモデルになればという想いもあります。対人コミュニケーションに悩むこともありますが、1つの言葉でどう伝わるか、何を共有すべきかを日々考えながら進めています。まずは“一人でプロジェクトを回せる”ことを目標に、経験を積みながらマネジメント力を高めていきたいと思っています。

Q.03

働く環境やサポートについて教えてください。

コマスには“まじめで誠実な人が多い”という印象があります。懇親会や社内イベントも多く、部署を超えた交流が自然に生まれる環境で、風通しも良いです。仕事中も、わからないことがあれば先輩や同僚に相談しやすく、プロジェクト内でも「どう育てていこうか」「どうサポートするか」と話し合いながら進めています。

ライフワークバランスも非常に取りやすく、私は有給休暇を“最初から予定に組み込む”スタイルを意識しています。たとえば「この週は休みたい」と先に宣言しておくことで、チーム全体で準備ができ、スムーズに休暇が取得できます。リーダー職になってからもこのスタイルは続けており、休みにくさを感じることはあまりありません。

また、フレックス制度やリモートワークも柔軟に活用しています。どうしても外せないプライベートの予定にも対応しやすく、無理のない働き方ができていると感じます。リーダー研修も受けており、今後は資格取得などを通じてマネジメント力を強化していきたいと考えています。エンジニアとしてのスキルはもちろん、チーム全体を前進させられる存在を目指していきます。

MESSAGE

私はプログラミング未経験でコマスに入社しましたが、先輩方の丁寧なサポートのおかげで一歩ずつ成長してこられました。今ではプロジェクトリーダーとして新たな挑戦に取り組んでいます。自分の得意なことや働きやすい環境を見つめ直すことが、キャリア選びでは大切です。コマスは、未経験でもチャレンジできる環境が整っている会社です。一緒に成長していきましょう。

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