DX事業部 / プロジェクトリーダー / 2020年新卒入社
平原 晨太郎
                            “芸術からITへ”全く異なる分野で
未経験からリーダーへの成長
                        
入社の理由や受け入れについて教えてください。
私は芸術学部出身で、もともとはIT業界とは無縁のキャリアを考えていました。ただ、就職活動の中でエージェントの方から「ITに向いているのでは?」と提案を受け、小さい頃からアプリケーションやソフトウェアに漠然とした興味があったことを思い出しました。企業をいくつか比較する中で、コマスは創業50年以上という安定性に加え、オフィスの雰囲気が穏やかで社員同士が協力し合っている姿勢が印象的で、「ここなら未経験でも挑戦できそう」と思えたことが入社の決め手です。
入社後は2ヶ月間の基礎研修で、ITの基本やビジネスマナーをしっかり学ぶことができ、その後はOJTで実際のプロジェクトに参加しました。私の最初の配属先は、通信キャリアの基地局監視システム。名前すら聞いたことのない世界でしたが、先輩が親身に教えてくれたおかげで不安なく業務に慣れていけました。
未経験で不安が大きかった私にとって、安心して学び、挑戦できる環境が整っていたことは非常に心強かったです。入社前に感じた「協力し合う社風」は本物で、その雰囲気の中で、自分でも想像していなかった成長を遂げることができました。
                    
                    仕事内容とやりがいについて教えてください。
現在は通信キャリア向けの基地局監視システムの開発を担当し、プロジェクトリーダーとして15名ほどのチームを率いています。監視システムでは、基地局の稼働状況や制御系をリアルタイムで監視・処理しており、システムが社会インフラとして実際に使われていることにやりがいを感じています。
開発中には技術的な課題だけでなく、クライアントや社内の関係者との調整も多く、プロジェクトをどう進行させるか、どうチーム全体の力を最大化させるかが問われます。たとえばメンバー交代や派遣社員の入れ替えといった予期せぬ変化に対しても、状況を正しく見極め、関係者の想いに寄り添いながら調整を進めていく必要があります。
特に大きな達成感を得たのは、チームで協力して難しい開発を完遂し、リリースされたシステムが世の中で実際に使われているのを目の当たりにした瞬間です。お客様から感謝の言葉をいただけた時には、「この仕事をやっていて本当に良かった」と思いました。
今後はユニットリーダーやマネージャー職も視野に入れ、マネジメントスキルをさらに磨いていきたいと考えています。チーム全体のモチベーションを引き出し、個々の強みを活かしながら成果に導く。そんな“人を動かす”リーダー像を追求していきたいです。
働く環境やサポートについて教えてください。
コマスには、若手社員の挑戦を受け入れ、成長を後押ししてくれる空気があります。私自身、文系出身・未経験でスタートした立場でしたが、安心してステップアップできたのは、周囲の理解と支えがあったからこそです。
社内では、チームで切磋琢磨する文化が根付いています。業務中も、困ったことはすぐに相談できる雰囲気があり、プロジェクトごとにチーム内でノウハウや情報を共有する場が設けられています。たとえば、最近ではAWSに関する案件強化が進んでおり、資格取得や勉強法、実際の導入事例などをチームチャットで活発に共有する取り組みも行われています。
働き方としては、プロジェクトによって波はありますが、フレックス制度も整っており、自分たちで調整すれば無理のない働き方ができます。プロジェクトの都合で常時リモート勤務ではないものの、出社時の柔軟な対応も可能です。メリハリをつけて仕事に集中しつつ、プライベートの時間もしっかり確保できています。
研修制度も充実していて、技術研修だけでなく、マネジメントやOJTトレーナー向けのプログラムも受講しています。学ぶたびに新たな視点を得られる環境があり、成長意欲を持つ人にとっては非常に恵まれた職場だと感じています。