久保田 光

DX事業部 / プロジェクトリーダー / 2025年中途入社

久保田 光

PLとして新たな領域に挑んだ
新たな環境での学びとチームワーク

Q.01

入社の理由や受け入れについて教えてください。

転職活動をする中で、私が大切にしていた軸は2つありました。1つは「何かに特化している企業であること」、もう1つは「自分が正直でいられる環境であること」。そんな中で出会ったのが、組込み技術に強みを持つコマスでした。面接では自分の経験や価値観をありのままに伝えることができ、飾らずに話した自分を受け入れてくれたことが大きな決め手となりました。

前職ではWebアプリケーションやルーターの開発、金融系の保守案件などを幅広く担当してきました。職場には年齢の近い優秀なリーダーがいて、その姿に刺激を受けるうちに「自分もリーダーとして環境を変えてみたい」と強く思うように。8年間の経験を経て、よりマネジメントに注力できる環境を探していたタイミングで、コマスとご縁がありました。

初めての転職だったため、正直なところ不安も大きかったです。中途採用者が少ないと聞いていたので、なじめるか心配していた部分もありましたが、入社後すぐに飲みに誘ってもらえたり、日常的な会話の中にもあたたかさを感じたりと、自然と打ち解けることができたのは良い意味でのギャップでした。

Q.02

仕事内容とやりがいについて教えてください。

現在は、光通信に関する新型制御ソフトの検証を行うプロジェクトで、3名チームのプロジェクトリーダーを担当しています。入社2日目から引継ぎが始まり、数年ぶりのPL、かつまったく知識のない領域に飛び込むことになったのは、正直プレッシャーもありました。ただ、上司や先輩社員がこまめにフィードバックをくれたり、PJの状況を一緒に見てくれたりしたおかげで、少しずつ不安が和らぎ、今ではプロジェクトに手応えを感じながら取り組めています。

プロジェクト自体は2025年1月から始動しており、メンバーはすでに業務を開始している状況での途中合流でした。そのため、技術的な知識のキャッチアップや、若手メンバーの取りまとめなど、難しさも多々あります。これまでのPL経験は、ある程度知識のある領域だったので、まったくの初見でのマネジメントは初体験。だからこそ、「何がわからないのかを正しく伝える力」「知らない中でも対話をあきらめない姿勢」の重要性を日々痛感しています。

お客様との折衝や現地検証の対応も多く、さらに海外の開発部隊(オフショア)との英語によるコミュニケーションも必要となるなど、言語や文化の壁も乗り越える必要があります。とはいえ、そうしたチャレンジングな環境だからこそ、自分の成長を加速できていると感じます。

最近では、資料の構成や見せ方を内部レビューで工夫した結果、お客様から高評価をいただくことができました。これはプロジェクト初期としての成功体験であり、チーム全体にも良い影響を与えられたと感じています。

Q.03

働く環境やサポートについて教えてください。

コマスのカルチャーを一言で表すなら、「真面目に、責任感を持って取り組む人が集まっている会社」だと思います。みんなが真摯に仕事と向き合っている姿勢は、良い意味で刺激になります。私自身、まだ入社して日が浅いため、これからより深く会社の文化を感じ取っていきたいと思っています。

印象的だったのは、技術交流会の存在です。自動運転やセキュリティなど、他部署のエンジニアが自分の知識や研究を社内プレゼン形式で共有してくれる機会があり、前職では得られなかった“知るきっかけ”をもらえる場として非常に有意義です。自分のプロジェクトとは一見関係ないテーマでも、視野を広げる良い機会だと感じています。

働き方については、リモート勤務は今のチームでは実施していませんが、フレックスタイム制を活用して柔軟に働けています。たとえば、遅めに出社したい日なども、チームに影響が出ない範囲で調整可能です。残業も業界特性上ある程度ありますが、21:30以降の残業は制限されていたり、休日出勤時には必ず代休があるなど、ルールとしてしっかり守られています。

チームメンバーとの関わり方において、私は「ミスを責めず、仕組みやプロセスを見直すこと」を意識しています。個人を責めるのではなく、仕組みを攻める。その上で、次にチャレンジする意欲を摘み取らないマネジメントを心がけています。これは前職で学んだことでもあり、今の環境でも継続して実践しています。

MESSAGE

転職活動では、「自分をどう言語化するか」が大切だと思います。自分がこれまでどう生きてきたのか、どんな考え方をしてきたのかを丁寧に振り返り、言葉にすることで、おのずと向かうべき方向が見えてくると思います。コマスは、真面目に、責任を持って仕事に取り組める人にとって、きっと合う場所だと思います。中途入社はまだ少ない環境ですが、だからこそ「どう受け入れられるか」「どんなふうに馴染んでいけるか」を一緒に考えてくれる文化があります。

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